2013年06月30日
掲示板の言葉 2013年7月
掲示板の言葉 2013年7月
人間が利潤を追いすぎ
自然のバランスを崩すとき
地に害おおく 山に災い(わざわい)おこるという
はてしなく利潤を追えば
いつかここは穢土
榎本栄一 詩集『常照我』
人間が利潤を追いすぎ
自然のバランスを崩すとき
地に害おおく 山に災い(わざわい)おこるという
はてしなく利潤を追えば
いつかここは穢土
榎本栄一 詩集『常照我』
2013年06月30日
なだいなださんの本から 「いつか語る」ということ
なだいなださんの本から 「いつか語る」ということ
先月亡くなられた、なだいなださんの本を初めて読んだのは、
中学生の頃でした。
『ぼくはへそまがり』という、いかにもなださんらしいタイトルのその本は、
なださんの幼少時代から医者になるまでのことを、
人生論として書いたものです。
いや、人生論というような堅いものではなくて、
ガキ大将として子分の人気をとるにはどんな方法をとった、とか、
こんな先生がいて反発した、とか、
ドジな自分が医者になると言ったら、それでは患者が心配だと母が反対したとか、
陸軍幼年学校では要領が悪くて損ばかりしていた、というような話で、
どのあたりが教訓になるのかよくわからずに読み進みました。
その「語り」が面白いのです。
いったいどのへんが人生論なのか。
要領というか間がわるい。
なださん自身「へそまがり」だけでなくて「へまばかり」と思ったそうですが、
面白おかしく語っているからか、深刻な感じはしないのです。
読んでいる僕も、それなら自分もなんとかやっていける…などと思いましたし、
そういう励ましの本なのかな、とも思っていました。 続きを読む
先月亡くなられた、なだいなださんの本を初めて読んだのは、
中学生の頃でした。
『ぼくはへそまがり』という、いかにもなださんらしいタイトルのその本は、
なださんの幼少時代から医者になるまでのことを、
人生論として書いたものです。
いや、人生論というような堅いものではなくて、
ガキ大将として子分の人気をとるにはどんな方法をとった、とか、
こんな先生がいて反発した、とか、
ドジな自分が医者になると言ったら、それでは患者が心配だと母が反対したとか、
陸軍幼年学校では要領が悪くて損ばかりしていた、というような話で、
どのあたりが教訓になるのかよくわからずに読み進みました。
その「語り」が面白いのです。
いったいどのへんが人生論なのか。
要領というか間がわるい。
なださん自身「へそまがり」だけでなくて「へまばかり」と思ったそうですが、
面白おかしく語っているからか、深刻な感じはしないのです。
読んでいる僕も、それなら自分もなんとかやっていける…などと思いましたし、
そういう励ましの本なのかな、とも思っていました。 続きを読む
2013年06月30日
境内にやってくる「鳥」その2
境内にやってくる「鳥」その2
ヒヨドリのギーギーという声が頻繁に聞こえ、
忙しそうにしているので、どうしたのかとよく見ると、
木の枝の広がった内側に、巣が作られていました。
しばらくすると、あれほど騒々しかったのが、
静かになりました。
巣作りを途中で止めて、別の場所に作ることにしたのか、
事情はわかりませんが、あんまり建物の近くだと、
鳥としても落ち着かなかったのでしょうか。
ヒヨドリのギーギーという声が頻繁に聞こえ、
忙しそうにしているので、どうしたのかとよく見ると、
木の枝の広がった内側に、巣が作られていました。
しばらくすると、あれほど騒々しかったのが、
静かになりました。
巣作りを途中で止めて、別の場所に作ることにしたのか、
事情はわかりませんが、あんまり建物の近くだと、
鳥としても落ち着かなかったのでしょうか。
2013年06月30日
「境内にやって来る猫たち」に寄せて その29
「境内にやって来る猫たち」に寄せて その29
子猫が親猫と別にいるところを見かけることが多くなってきました。
親猫が近くにいても、子猫に隠れて見守っているときもあります。
子猫の独り立ちの「見極め」のようなものがあのならば、
知りたいものです。
子猫が親猫と別にいるところを見かけることが多くなってきました。
親猫が近くにいても、子猫に隠れて見守っているときもあります。
子猫の独り立ちの「見極め」のようなものがあのならば、
知りたいものです。