2015年09月30日

掲示板の言葉 2015年10月

掲示板の言葉 2015年10月

人という文字を見ると しばしば感動する。
ななめの画が たがいに支え合って 構成されている。

司馬遼太郎
  

Posted by 明行寺住職 at 17:23Comments(0)法話

2015年09月30日

住職拝命をご披露

住職拝命をご披露

先日、住職継職法要をお勤めしまして、
住職を拝命したことを、門徒の皆さまに、
ご披露いたしました。

ホームページの表示も、
「副住職」となっているところは、

変えないといけないのですが、
しばらく、お待たせします。

今回は、自分に言い聞かせるために書く内容です。

ちょっと経過を報告しますと、
昨年、10月に本山・東本願寺にて「住職修習」を受けました。
この修習は門徒総代さん・世話人さんと一緒に受講します。
他の宗派の例は知りませんが、これは珍しいことなのではないでしょうか。
門徒の方も一緒に「寺院のあり方、願われていること」を学んでいただくことは、
心強いことです。

この修習を受講して、宗派から住職に任命されます。
そして、寺の役員さんの承諾や県・法務局などへの申請手続きを経て、
法的な面で宗教法人の「代表役員」として登記されます。

披露の場が、他の行事や工事などの関係で、拝命から約一年後になりました。

住職というと、その字面から、
寺に住まいする職だから「住職」、と思われることもありますが、
そうではありません。
仏教の教えを「住持する(たもつ)」、その職として「住持職(じゅうじしょく)」、
それが略されて「住職」になりました。

住んでいるだけでは、ダメなのですねえ。
仏教の教えをたもつとは、どういうことかと、なかなか一言ではいえませんが、
私も教えを聞きながら、
教えを聞ける場を保っていく、ことかと思います。
その意味で、寺に住まいして、教えを聞く機会を用意して、
会計管理や建物の維持をしていく、という職であります。

ちなみに、
「和尚(おしょう・かしょう)」という言い方がありますが、
こちらは戒律を授ける「仏法の師匠」のことです。
浄土真宗では用いない言い方です。

今後とも、よろしくご指導願います。




  

Posted by 明行寺住職 at 17:23Comments(0)法話

2015年09月30日

「境内にやって来る猫たち」に寄せて その55

「境内にやって来る猫たち」に寄せて その55

夕飯のあと、境内から猫の争う声が聞こえてきました。
外へ出てみると、私に一瞬気付きましたが、
すぐに写真のとおり、くんずほぐれつの取っ組み合いが再開されました。



このところ、新顔が入って勢力の均衡がくずれ、
ややこしいことになっているようです。

それでも、致命傷にいたるまでは、やり合わない。
そこがまた、たいしたものだと思うのです。
  

Posted by 明行寺住職 at 17:22Comments(0)法話