2016年12月31日

掲示板の言葉 2017年1月

掲示板の言葉 2017年1月

ヤッパリ不思議 生きてること

木村無相『念仏詩抄』
  

Posted by 明行寺住職 at 14:00Comments(0)法話

2016年12月31日

「昭和の社会」からの卒業

「昭和の社会」からの卒業

昨年は、歳の暮れになって、
配偶者控除の見直し案が出されたり、電通の書類送検といったことがありました。

そのためか、働き方や家族のあり方を問われて、
一年が終えた印象を受けました。

暮らしぶりが変わりつつあり、
また、更なる変化を求められるので、
新年早々でありながら、かつての「良かった頃」である、
「昭和の良き時代」を懐かしく思い出してしまいます。

よく取り上げられるのは昭和30年代、
東京オリンピックや新幹線開通の頃。
映画やドラマでも描かれた高度成長期です。
僕は、その後に生まれましたから、
小学生だった昭和50年代が「良き時代」です。
当時の「夏休み」の風景が象徴的に目に浮かびます。
その後のバブルの時代は単純に「良かった」とは感じていないので、
ちょっと置いておきます。

何か良かったのか、あらためて考えてみると、
「学校に通っていれば、卒業した後に就職ができ、
 就職できれば、経済的に安定し、社会保障も受けられる」
というものでした。
子どもならがに、「一生」をそんなイメージでとらえていました。

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Posted by 明行寺住職 at 14:00Comments(0)法話

2016年12月31日

「境内にやって来る猫たち」に寄せて その70

「境内にやって来る猫たち」に寄せて その70

雪が積もって、2日間ほど残っていました。
猫はあまり出歩かなくなるか、と思っていましたが、
鳴き声が騒々しいのです。
茶色混じり白のオスが、メスを探してウロウロしていました。
日がな一日、声をあげているので、











あきれて見つめると、僕の足元でゴロゴロしだしました。
一層、あきれた思いになりましたが、
何ともにくめない顔です。
欲望にストレートですが、人間のように環境を破壊したりしないのが、
不思議なもの。
いや、人間の方が不思議なのかもしれませんが。
  

Posted by 明行寺住職 at 13:58Comments(0)法話