2016年03月31日

掲示板の言葉 2016年4月

掲示板の言葉 2016年4月

生きていることが有難くならなければ
どうかしている


吉田健一(英文学者 1912~1977)
  

Posted by 明行寺住職 at 17:43Comments(0)法話

2016年03月31日

まずは生活感覚から 『暮らしの手帖』

まずは生活感覚から 『暮らしの手帖』 

4月からのNHK朝の連続ドラマ「とと姉ちゃん」は、
『暮しの手帖』の創業者・大橋鎭子氏がモチーフということで、
楽しみにしています。

というのも、僕は子どもの頃からずっと、
『暮しの手帖』を読んでいたので親しみを感じるのです。

今も母が買ってきて、連れ合いも読みます。かつては祖母も読んでいました。
我が家は茶の間の机の上にその日の新聞が置かれ、
そこへ新しい本もしばらくの間、置いておかれるので、
皆が自然と手を伸ばしてページが開かれます。

僕が読みだしたのは、かつて毎回の特集だった「商品テスト」が面白かったからでした。
トースターのパンの焼け具合、洗濯機の汚れ落ちの程度、置き時計の正確さ…など、
メーカー・製品によって思っていた以上に差があるのが驚きでした。
商品を消費者側が試すということが、子どもだった僕には衝撃的でした。
テレビのコマーシャルで宣伝している商品なのだから、
出来は完全なハズで、それをきびしい目で見るなど、
子どもには考えられないことでした。
面白がって読んでいるうちに、
「買う側もしっかりしないといけない」と、子どもながらに感じ取りました。

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Posted by 明行寺住職 at 17:43Comments(0)法話

2016年03月31日

「境内にやって来る猫たち」に寄せて その61

「境内にやって来る猫たち」に寄せて その61

寒い日・暖かい日を繰り返していますが、
それでも、春の日差しに照らされるようになりました。
猫もようやくゴロリとできるようになって、

何とも言えない表情をしています。


猫といえば、四代目江戸家猫八さんが亡くなられましたね。
僕の世代は子ども時代に、先代からテレビで見ていただけに、
そういった方が亡くなると、自分の現在地を意識させられます。
  

Posted by 明行寺住職 at 17:43Comments(0)法話