2016年03月31日
2016年03月31日
まずは生活感覚から 『暮らしの手帖』
まずは生活感覚から 『暮らしの手帖』
4月からのNHK朝の連続ドラマ「とと姉ちゃん」は、
『暮しの手帖』の創業者・大橋鎭子氏がモチーフということで、
楽しみにしています。
というのも、僕は子どもの頃からずっと、
『暮しの手帖』を読んでいたので親しみを感じるのです。
今も母が買ってきて、連れ合いも読みます。かつては祖母も読んでいました。
我が家は茶の間の机の上にその日の新聞が置かれ、
そこへ新しい本もしばらくの間、置いておかれるので、
皆が自然と手を伸ばしてページが開かれます。
僕が読みだしたのは、かつて毎回の特集だった「商品テスト」が面白かったからでした。
トースターのパンの焼け具合、洗濯機の汚れ落ちの程度、置き時計の正確さ…など、
メーカー・製品によって思っていた以上に差があるのが驚きでした。
商品を消費者側が試すということが、子どもだった僕には衝撃的でした。
テレビのコマーシャルで宣伝している商品なのだから、
出来は完全なハズで、それをきびしい目で見るなど、
子どもには考えられないことでした。
面白がって読んでいるうちに、
「買う側もしっかりしないといけない」と、子どもながらに感じ取りました。
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4月からのNHK朝の連続ドラマ「とと姉ちゃん」は、
『暮しの手帖』の創業者・大橋鎭子氏がモチーフということで、
楽しみにしています。
というのも、僕は子どもの頃からずっと、
『暮しの手帖』を読んでいたので親しみを感じるのです。
今も母が買ってきて、連れ合いも読みます。かつては祖母も読んでいました。
我が家は茶の間の机の上にその日の新聞が置かれ、
そこへ新しい本もしばらくの間、置いておかれるので、
皆が自然と手を伸ばしてページが開かれます。
僕が読みだしたのは、かつて毎回の特集だった「商品テスト」が面白かったからでした。
トースターのパンの焼け具合、洗濯機の汚れ落ちの程度、置き時計の正確さ…など、
メーカー・製品によって思っていた以上に差があるのが驚きでした。
商品を消費者側が試すということが、子どもだった僕には衝撃的でした。
テレビのコマーシャルで宣伝している商品なのだから、
出来は完全なハズで、それをきびしい目で見るなど、
子どもには考えられないことでした。
面白がって読んでいるうちに、
「買う側もしっかりしないといけない」と、子どもながらに感じ取りました。
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2016年03月31日
「境内にやって来る猫たち」に寄せて その61
「境内にやって来る猫たち」に寄せて その61
寒い日・暖かい日を繰り返していますが、
それでも、春の日差しに照らされるようになりました。
猫もようやくゴロリとできるようになって、
何とも言えない表情をしています。
猫といえば、四代目江戸家猫八さんが亡くなられましたね。
僕の世代は子ども時代に、先代からテレビで見ていただけに、
そういった方が亡くなると、自分の現在地を意識させられます。
寒い日・暖かい日を繰り返していますが、
それでも、春の日差しに照らされるようになりました。
猫もようやくゴロリとできるようになって、
何とも言えない表情をしています。
猫といえば、四代目江戸家猫八さんが亡くなられましたね。
僕の世代は子ども時代に、先代からテレビで見ていただけに、
そういった方が亡くなると、自分の現在地を意識させられます。